半月板損傷とは?

半月板損傷の定義、原因と症状、診断方法と治療法についての解説です。

膝の関節部には、半月板という2枚構成の軟骨が存在しますが、この半月板が傷ついた状態を半月板損傷と呼称します。
半月板は、内側と外側の2枚で構成されており、膝に掛かる衝撃の吸収や関節の摩擦軽減といった、クッションのような役割を果たしています。

体重が乗った状態で屈折状態の膝関節部に、横に回転する力が加えられると、半月板に大きな力が加わり、損傷を受けます。

スポーツ時に損傷する場合が殆どですが、日常生活でも、立ち上がるときに無理に膝を捻った時にも起こりえます。

外側の半月板よりも、内側の半月板の方が損傷する確率が3倍ほど高くなります。

半月板は血管を有していない組織なので、その損傷の程度は、触診による患者の痛み具合だけでは診断が難しい側面があります。

半月板の断裂具合の診断は、問診と理学的検査だけで事足りる場合がほとんどですが、半月板だけでなく、周囲の損傷を認められる場合もあるので、それらを調べるために、レントゲン撮影やMRI検査を行います。

レントゲン撮影では、併発している骨折や、関節炎などを、画像診察によって検出することが出来ます。

詳細な画像を得られるMRI検査によって、半月板の損傷具合と、損傷箇所の正確な場所を知ることが出来ます。

半月板損傷の治療法は、症状によって異なります。

症状が無い、もしくはあまり運動しない患者の場合は、定期的な診察と、患部の冷却方法で治療が可能です。重度の裂傷でも、同じ保存的な治療が有効な場合があります。

保存的治療で効果が認められない場合は、外科的処置を行います。